
ボード・ネットワーク・アナライザは、コンパクトな本体をパーソナル・コンピュータのPCIスロットに組み込むことにより、アンテナ検査装置などの様々な自動機の劇的な省スペース化、ローコスト化を実現します。
R3760
無線LAN、Bluetoothなど無線通信の普及に伴い、アンテナの小型化、低価格化の要求が高まっています。R3760は、水晶デバイス量産装置で培ってきた、ボード・ネットワーク・アナライザの技術を生かし、世界で初めての準マイクロ波帯ボード・ネットワーク・アナライザです。
R3755A
R3755Aは、水晶振動子向けのネットワーク・アナライザ「R3755」で実用化したボードの設計技術を活かし、「R3755」比で容積・重量を半分に、消費電力を40%低減いたしました。さらに当社従来機種の測定周波数範囲では対応できなかったセラミックス振動子や、音叉型水晶振動子の周波数帯をカバーすることで、既存の測定器や測定手法をネットワーク・アナライザ「R3755A」に置き換える事が可能になり、スループットの向上が図れます。
| R3755A | R3760 | ||
| 周波数範囲 | : | 10kHz 〜 300MHz | 300MHz 〜 6GHz |
| 出力レベル | : | +18dBm 〜 −43dBm (≧ 1MHz) 0dBm 〜 −20dBm (< 1MHz) |
0dBm 〜 −10dBm (≦ 3GHz) |
| 測定パラメータ | : | A/R | Transmission, Reflection |
| 形状 | : | PCIハーフ・サイズ・1スロット | PCIハーフ・サイズ・2スロット |
| 入出力 | : | パラレルI/O標準装備 | パラレルI/O標準装備 |
R3755A/R3760は、パラレルI/Oポートから自動機の制御信号の送受信が可能なため、シンプルなシステムアップに貢献します。また、R3760は、アンテナで最も重要なVSWR測定時に外部にブリッジを接続する必要がありません。また反射測定の誤差補正は、1ポート・フルキャリブレーションに対応しているため、アナライザとデバイスコンタクト点が離れた自動機でも、高確度測定が可能です。
R3755A/R3760は、Windows®(*) 用ドライバの提供により、自動機測定プログラムなどアプリケーション・ソフトウエア開発が容易なため、独自システムの構築に最適です。お客様の用途に最適化した測定環境の構築が可能です。
(*) Windows® は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
分解能帯域幅を狭帯域に設定することで、測定値の再現性は向上しますが、測定速度は低下します。このトレードオフの課題を解決するため、R3755A/R3760は柔軟なプログラム掃引機能を採用しました。セグメントごとにポイント数、RBW、パワーを個別設定可能です。ポイント数、セグメント数は、1から1601まで任意に選択出来るので、測定物に合わせて最適な設定が簡単にでき、測定安定性と高速測定の両立を実現します。