
R3132/R3132N/R3162は様々な分野でお使い頂けるよう、基本性能の充実を図っています。内蔵の自動校正機能で常時±1.5dBの総合レベル確度を保証し、さらにレベル補正係数も内部メモリに登録できます。周波数読み取り確度の向上にはDDSを採用し、周波数スパン誤差を1%以下におさえました。
シンセサイズド・ローカル・オシレータの改善により単位時間あたりの掃引繰り返しを高速化した結果、20回/秒(typ.)のトレース・データ書き換えが可能となり、よりリアル・タイムな波形観測ができます。また、GP-IBの高速化も同時に行っていますので、自動計測でのスループット向上が図れます。
EMI測定には9kHz、120kHz、1MHzの6dB帯域幅フィルタとQPディテクタを標準で装備しております。オプションで200Hz狭帯域フィルタを追加することも可能です。
移動体通信で必須な高速タイム・ドメイン表示には、オプションの50μs掃引が有効です。また、電力測定にはAVE. POWERやTOTAL POWERの演算機能が設備されています。そのほか、カウンタ機能、ACP、OBW、dBc/Hz、%AMなど多くの測定を簡単に行うことが可能です。
3GHzまでの入力帯域には内蔵のプリアンプが有効です。スペクトラム・アナライザの平均雑音レベル以下の信号も内蔵プリアンプを使用することで、レベル校正された高確度測定が可能になります。
フィルタの減衰特性やケーブルなどの周波数特性の測定にはオプションで内蔵トラッキング・ジェネレータを用意しています。広範囲な出力レベル設定ができますので、アンプ利得や周波数レスポンスの測定も可能です。
高分解能6.5インチTFTカラー液晶を表示器に採用したことで、さらに見易い表示データを構成しています。表示データはリアパネルからVGA出力しており、外部モニタなどに出力が可能です。
測定した波形データと設定値は内蔵のSAVEメモリに保存/再生が可能です。標準装備のフロッピ・ドライブを利用すれば、さらに多くの測定データを容易に管理できます。このほか、フロッピ・ディスクには測定データを数値ファイルやビットマップ・ファイルで保存できますのでパーソナル・コンピュータでの資料作成に有効です。
測定データのハード・コピーにはESC/P、ESC/P-R、PCLに対応していますので汎用のプリンタに出力が可能です。そのほか、GP-IB、RS-232が標準で装備されています。
新たに設計した筐体を採用し、約424(幅)×177(高)×300(奥行)mm、約14kgの小型・軽量を実現しました。特に、奥行寸法を300mmに抑えることで、作業スペースの有効活用が図れます。運搬や移動の際には、標準付属のパネル・カバーを装着することで、思わぬ破損事故を未然に防ぐことが出来ます。
R3132/R3132N/R3162は、様々な測定ニーズに対応可能な基本性能をロー・コストで実現したポータブル・スペクトラム・アナライザです。
新たに開発したダイレクト・デジタル・シンセサイザを採用し、周波数範囲9kHz〜3GHz(R3132/R3132N)/8GHz(R3162)において、周波数スパン確度±1%以下を実現。さらに内蔵の自動校正機能で常時±1.5dBの総合レベル確度を保証しています。
また、1dB圧縮ポイント0dBm入力以上、2次高調波歪-80dBc以下、2信号3次歪-80dBc以下と歪特性を大幅に改善。これにより、117dBの広ダイナミック・レンジ測定が可能となりました。
R3132/R3132N/R3162は、新開発のシンセサイズド・ローカル・オシレータにより、繰り返し掃引の高速化を実現し、20回/秒(typ.)でのトレース・データ書き換えが可能です。したがって、よりリアル・タイムな波形観測ができます。
優れたコスト・パフォーマンスを実現したR3132/R3132N/R3162は、より広い分野でより多くの方々に使っていただくために開発されたパーソナル・スペクトラム・アナライザです。