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アドバンテストが半導体試験装置メーカー初の「東京大学稷門賞」を受賞

2009年10月7日

株式会社アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:松野晴夫)は、10月6日、東京大学より「東京大学稷門(しょくもん)賞 (※1) 」を受賞いたしました。半導体試験装置メーカーでは初めての受賞となります。

このたびの受賞は、東京大学大規模集積システム設計教育研究センター(以下、VDEC)のご推薦によるものです。
当社は、2004年7月、半導体産業のさらなる発展と新たな技術革新の原動力を担う若い技術者の育成に貢献するため、SoCテスト・システム「T2000」および電子ビーム露光装置「F5112」をVDECに寄付。これにより、同大学内の武田先端知ビル (※2) を中心とした半導体やナノテクノロジーの研究に向けた共同利用拠点が整備されました。業界初の完全オープン・アーキテクチャーを採用したテスト・システム「T2000」は現在、VDECのネットワークを通じて地方の大学からも遠隔操作で利用されるなど日本の半導体研究に貢献しております。
また、2007年度からは、文部科学省「ナノテクノロジー・ネットワーク」 (※3) の拠点として、同大学の「超微細リソグラフィー・ナノ計測拠点」がスタートし、VDECに設置の「F5112」の公開利用を開始。「F5112」は、可変矩形ビーム方式によりウエハ基板上に数十ナノメートルの微細パターンを描画可能な装置で、現在では超微細リソグラフィーを研究する大学や高等専門学校などから年間1,000件を超える利用があります。
さらに、2007年10月には、VDECに「アドバンテストD2T寄付研究部門 (※4) 」が創設され、当社は半導体テスト・システムの面から、技術やノウハウの提供、さらには研究者や学生と当社エンジニアとの共同研究や交流などを通じて、継続的な支援を行ってまいりました。
本受賞は、当社のこれまでの取り組みが、同大学の研究成果やプレゼンスの向上につながったとして評価をいただいたものです。

当社は今後も、先端技術の研究や将来を担う優秀なエンジニアの育成のために、産学連携などを通じて、積極的な支援を行ってまいります。
(※1) 東京大学稷門賞 <東京大学のホームページより>
本学は、平成14(2002)年度から本学に私財の寄付、ボランティア活動及び援助、寄附講座、寄附研究部門等により、本学の活動の発展に大きく貢献した個人、法人又は団体に対し、感謝の意を表すため「東京大学功績者顕彰制度」を設け、その功績に対し「東京大学稷門賞」を贈呈することといたしました。なお「稷門」とは、中国の戦国時代の斉(現在の山東省)の首都の城門の名前です。斉の威王、宣王が学者を厚遇したので、斉の都に天下の賢者が集まり、学問が栄えたという故事をこの賞の名称は踏まえています。稷門付近は「稷下」と呼ばれ、多くの学者が集まったことから、「稷下の士」という言葉も生まれました。(出典『史記』)
(※2) 武田先端知ビル
2003年12月、東京大学本郷キャンパス内に竣工したVDECの研究棟。この名称は、武田郁夫氏(当社創業者、元社長)が、「経済活動で得た富を生活者のための研究活動へ還元し、より豊かな社会を創りたい」との意志により、建設費を寄付したことに因んでいる。東京大学は、このビルを「人類のための工学知を創成する大学と社会の強調連携拠点」と位置づけている。
(※3) 文部科学省 「ナノテクノロジー・ネットワーク」
文部科学省は、先端研究施設の共用化によってナノテクノロジー研究開発の活発化やイノベーション創出を図るため、2007年度からの5ヵ年計画で、「ナノテクノロジー・ネットワーク・プログラム」をスタート。現在、日本全国に13拠点がある。発足時からメンバーである東京大学は、ナノテクノロジーの計測や分析、および微細加工の研究拠点として、工学系研究科総合研究機構ナノ工学センターとVDECが連携して、支援を推進している。
(※4) アドバンテストD2T寄付研究部門
VDECとの産学連携プロジェクトの一環として、当社の寄付により設立された研究部門(講座)。VLSIの設計からテストまで一貫した研究・教育環境を研究者や学生に提供することで、テスト設計の専門家になりえる人材を育成すると共に、VLSIの設計に関する研究および教育の支援を行う。
D2Tは「Design to Test」の略。
※本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な事象により予告無く変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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