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世界のマクロ経済は欧州の財政不安や米国の高失業率、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化など予断を許しません。しかし、当社が位置する半導体業界では、スマートフォン、タブレットPC、ウルトラブックなどの通信機器や、電気自動車、省エネ製品、医療機器などに牽引され、今後も成長が見込まれています。
このような経営環境の下、当社は、昨年Verigy社と経営統合し、市場規模が大きく安定的な非メモリ・テストシステム市場で大きくシェアを伸ばしました。また、半導体製造装置業界の顧客満足度調査においても高い評価を得ることができました。
更に、開発の効率化、より柔軟な生産体制の構築、海外事業展開の機動力強化などのため2012年4月1日付で世界各国のグループ会社を再編するとともに、グローバル化を進める基盤となる人事制度、Advantest Resource Management System (通称ARMS) を新たに導入しました。このような取り組みを通じて、さらなる成長を目指していきます。
今日、世界は激動の時代を迎えていると言われますが、我々はいつの時代でも激動期であるという自覚のもと、これまでの当社の挑戦の気概を忘れることなく、未来に向かって邁進していきます。具体的な取り組みとして、コア・ビジネスである半導体試験装置および周辺ビジネスの強化に加え、クラウドを活用した新しい半導体試験のビジネス・モデルの構築、テラヘルツ解析システムやヘルスケアなど新規事業分野の開拓にも注力し、更なる成長を目指します。
当社は、持続的な成長と企業価値の増大を目指し、「売上高2,500億円」「営業利益率20%以上」「半導体テストシステムおよびテスト・ハンドラの合計シェア50%以上」の3つを中期経営目標として掲げ、2014年度での達成に向けて新全社運動「ACT2014」を開始しました。この活動で注力する Innovation、Market share、Profitability、Accelerate、Challenge、Technology から頭文字をとった「IMPACT」をキーワードにこの全社運動を推進してまいります。
これからも、社会から信頼され、お客様から慕われ、株主の皆様には安心していただける会社を目指してまいりますので、今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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2012年6月26日 代表取締役 兼 執行役員社長 松野 晴夫 |
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